電話占いコラム

当たる占いは国によって違う?世界から見た占い

「占い」と聞いて、あなたは何をイメージしますか?
神秘的、不思議、怖いといった印象が浮かんだ方もいれば、タロット、星座といった占いツールを思い浮かべた人もいるかもしれません。
どちらにせよ、何もイメージが浮かばない、そんな言葉聞いたことがない、という人はいなかったことでしょう。
私たち日本人にとって占いは、かなり身近な存在。テレビ番組や雑誌での占いコーナーや、街中にある「占いの館」に並んでいる行列…いずれもよく目にする場面ではないでしょうか。

では、日本以外の国において、占いはどんなイメージを持たれているのでしょう?
大前提として、世界中の誰しもが当たる占いを求めているのには変わりないでしょう。しかし、占いと向き合う時の心理や、メジャーな占術というのは、その国や地域によって変わってきます。
日本における占いへのイメージや関わり方は、世界から見た時にスタンダードなのか、もしくは少数派なのか?

世界から見た占いとはどんなものなのか、紐解いていきましょう。

◆日本における占いのイメージとは◆

占いのルーツを辿っていくと、かつて占いは世の中の行く末を知り、進むべき道を決めるための、最重要ツールだったことが分かります。
2~3世紀ごろに日本に存在したとされる邪馬台国を統治していた卑弥呼が、シャーマン(霊媒師)の役割を担っていたというのは、あまりにも有名な話。
まじないや占いなどの呪術が、政治や人々の生活と密接に結びついていたということでしょう。
特に、当時は天候や自然災害などを予測する術を一切持っていませんでした。そんな時に頼れるのが、占いだったのではないでしょうか。

科学が発達した現代では、天候や災害予測は根拠に基づいた正確なデータを出せることがほとんどですし、政治が占いの影響を受けることもありません。
しかし、「政治家は裏で占い師とつながっており、その占い師は国の政策を決定するほどの権力を持っている」といった噂は、今でもまことしやかに語られ続けています。

この噂を印象付ける良い例となったのが、初代総理大臣・伊藤博文の死。
四柱推命を基とし、易学家の高島嘉右衛門が生み出した「高島易断」において、伊藤博文の死は予言されていたのです。
伊藤博文はその忠告を聞かなかったため、しばらくして暗殺されることとなりました。
それがきっかけとなり、「高島易断」はその後、日本において独自の発展を遂げていきます。

また、個人個人に目を向けてみると、普段の生活の中に占いの存在を感じる場面は非常に多いです。
お正月のおみくじ、生まれた赤ちゃんの名づけ(姓名判断)、引っ越しや新居を構える際の吉方・風水…例を挙げればキリがないほど。
政治的な役割を担うまではいかずとも、日本人は常日頃から占いを頼り、好む性質があります。
それは、日本人の多くが八百万の神様を信じる心を持っているから。
特定の宗教は信じなくとも、目には見えない力や神様の存在を漠然と信じている人は多い。そんな精神と占いは、非常に相性が良いのでしょう。

一方で、占いを一種の運試し、ゲームのような感覚で楽しむ人も多くいます。
良い結果が出れば信じる、参考程度にアドバイスを聞く、といった心持ちでいれば、より気軽に占いに関わることができます。朝のテレビ番組の星座占いランキングや、無料でできるタロット占いなどは、そういった意味合いが強いと言えるでしょう。
日本における占いは、一種のエンターテイメントとしても、その地位を確立しているのです。

◆国によってこんなに違う!当たる占いとは?◆

日本における占いのイメージや関わり方について改めて振り返ったところで、ここからは世界に目を向けていきましょう。

①今も昔も西洋占星術の本場!イギリス
ヨーロッパの中でも占星術の先進国として名高いイギリス。
いわゆる魔法使いと聞いて思い浮かべるイメージは、イギリスで生み出されたものだと言えるでしょう。世界的に大ヒットしたハリー・ポッターシリーズも、イギリスが舞台となっています。
17世紀のイギリスでは、占星術師が政治へと関わり、人々や社会へと影響を与えていました。当時の占星術師は人々から魔術師とも呼ばれ、知識人の代表格として見なされていたのです。
占星術師たちは確固たる地位を築きながら、王族や貴族の間で行われる大事な行事の日柄なども、占星術により決めていたといいます。
中でもウィリアム・リリーは特別で、1647年に執筆した「クリスチャン・アストロジー」は、今もなお重要な古典として読み継がれています。

このような歴史を持つイギリスでは、占いは簡単に扱うことができない、敷居の高いものだというイメージが強く広まっています。
実際に占星術は、今でも大学で専門の分野があるほど、学術的要素も高いのです。
そのため、自分で占うことはあまりせず、占星術のプロに聞こうとする場合が多いのも特徴のひとつ。
日本では一対一で占ってもらう際は、相手の気持ちや相性など、具体的な質問をすることが多いですが、イギリスではこれからの運勢、未来などをざっくりと聞く方がメジャーで、占い師と会話でコミュニケーションを取りながら、ゆっくりと占ってもらいます。
もちろん、日本のように気軽にできて、エンターテイメント性がある他の占いにも、注目は集まっています。

②スピリチュアルと言えば…アメリカ
アメリカは国面積も広大で、世界を代表する多民族国家。様々な文化が混じり合いながら発展を遂げてきました。
そして、様々な占いの発祥となった場所でもあります。
今では占いジャンルの定番となっている「スピリチュアル」は、1970年代のアメリカで起きたニューエイジブームの中で、その地位が確立されていきました。
目に見えない存在とコンタクトを取りメッセージを受け取る「チャネリング」も、この時代に一般的になっていきました。
また、アイドルグループの曲名になったことで日本でも一気に知名度が上がった「フォーチュンクッキー」は、サンフランシスコが発祥だとされています。

手軽にできるものから本格的なものまで、様々なジャンルの占いが混在するアメリカ。
占いに対してのイメージも、「アメリカの場合は〇〇だ!」と一言で表すのは難しいのですが、占いに慣れ親しみ、興味を持っている人の割合は多いと言えるでしょう。

ただ、占いが本格的なものになればなるほど、そのプライベート性が高くなるそうです。
占いの結果を人には言わず、自分の中だけにひっそりと留めておくという人も多いのだとか。
日本よりもさらに神秘的で、秘密主義的な要素が強いのかもしれません。

③日常生活に占いが溶け込んでいるインド
「インド占星術」があることからも分かるように、今も昔も占いが盛んな国であるインド。
国名がひとつの確立された占いジャンルに入るくらいなので、インドの人にとって占いは、日常生活に溶け込んだ身近な存在だと言えるでしょう。
少数派の民族や部族の中には、コミュニティ内の統治のために占いを用いて、占い師(霊媒師)を長としているところもあると言います。
これは、インドに限らず東南アジア全般でも言えることですが、宗教に熱心である国は、占いにも寛容で、強い興味を持っている人が多いのが特徴です。

「インド占星術」では、基本性格や運勢、未来に加えて、前世からのカルマや輪廻転生も明らかにすることができます。
占いを信じ、占いで全てを解き明かそうとするインドの人々の意識が生み出した占術なのかもしれませんね。

◆楽しみながら日常に当たる占いを!◆

代表的な国、エリアに絞って、占いに対するイメージを解説してきました。
どの国にも特徴があり、当たる占いを求めようとする強い興味の中で、生まれてきた占術があることがよく分かりましたね。

日本において占いが親しまれ、人気が衰えないのは、異なる文化を許容して受け入れる性質を持っているからなのかもしれません。
強いこだわりを持つことはないけれど、興味と関心は常に持っていることで、様々な占いが浸透してきたのでしょう。

それでも、今回紹介したのはほんの一部で、さらに世界に目を向けてみると、占いが様々な国や歴史に影響を与えてきたことがよく分かります。
これまでとは違った視点で捉えるだけで、世界は大きく変わります。これを読んでいるあなたが、今よりもっと占いを楽めますように―!

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